おもしろかった。
「お前 どう生きるつもりだ
血生臭いのは嫌だけど、王族の跡目争い?はおもしろい。韓国ドラマの時代劇見てるみたいにおもしろい。
それに巻き込まれるのは嫌だし、戦も嫌だけど。
王は自分がしてることは、「王冠が望む」とか「王冠がそうさせる」とかそういう感じのこと言ってたね。
医者に診せた方がいいとは誰も言わないのかしら。「ご乱心」として隔離したったらいいのに。
クヌートと故郷ウェールズを守るためにどうすべきか考えたアシェラッド。きれいに王の首が飛んだね。
斬る前に私も思ってたことを言ってくれたよ。
アシェラッドはブリタニア王の末裔……お母さんがお嬢さんな感じだったのは病気だからってだけじゃないのか。勇者の帰還をいつまでも待ってた。
アシェラッドはクヌートの剣に討たれる。
倒れるアシェラッドをトルフィンが抱き止める。←これでもうヤバイ。
トルフィンに止めを刺すように言うアシェラッド。
「勝手に死ぬんじゃねぇ」とか「てめぇを倒すのはオレだ」とか叫ぶトルフィンが痛々しい。
それを見ながらアシェラッドのモノローグ。
「ったく、ガキはこれだから参るぜ」って言い方が泣けてくる。
トルフィンに言うんだよ。
これから先
俺が死んでからその先
どう生きるつもりだ
トルフィン
何も考えてなかったんだろ
いいかげん 先へ進めよ
いつまでも
こんなクソくだらねぇところに引っかかってねぇで
ずーっと 先
トールズの行った世界のその先へ
トールズの子のお前が行け
それがお前の本当の戦いだ
本当の戦士になれ
トールズの子」泣いちゃった。
私の文章化が下手で感動が伝わらないわ。見てほしい。
トールズ(トルフィンの父)に首領にならないか?って言ったのはあのときの本心だろうし、自分が仇なのも分かってる。
面倒なことになるのに、トルフィンを生かしておいた。途中で置き去りにもしない。トールズの子だから余計に殺せなかったのかもしれない。
「決闘」というエサをぶら下げて利用して、それでトルフィンが生きて帰って来なくてもいいと思ってただろうけど、教えてるというか、育ててるよね。
トルフィンはどうしてあのとき、戦に行く船に乗ってたのかしら。自分にもできるとでも思ってた?見たかっただけ?
友達の腕を折ったときにトールズがもっと厳しく教えるべきだったね。
腹立つガキだった。
そのまま大きくなった。
アシェラッドとの決闘でも挑発に乗って、いつも冷静でいられない。仕方ないよね、父親の最期の光景がよみがえるだろうから。
仇だけど、父親じゃないけど、師弟じゃないけど、きっと、全部なんだ。
一緒にいたって共に笑える日は来ないだろうけど、生きる目的だった。それが他人の手によって失われた。
最期に立ち会えて、看取れてよかったけど。
アシェラッドから離されていくトルフィンの姿が悲しい。
トルフィンの手から落ちる短剣。それに映る過去。
おもしろいと思って見てはいたけど、最終回でこんなに泣かされるとは思わなかった。もうイヤだ、思い出すとまた泣けてくる。こんなに涙が持続するアニメはない。
アシェラッドが見込んだクヌートには今のところあまり興味ない。
アシェラッドに持っていかれた。
トルフィンはどうなっちゃうんだろう。
最終回のタイトル、
「END OF THE PROLOGUE」だよ。
プロローグでこれかよ、すごいな。
2期、待ってます。
アシェラッドの最期の言葉の冒頭、胸にグサリと突き刺さるわ。
ではまた、次の記事で。